第一工業株式会社

防虫対策

防虫対策とは

当社の防虫対策は換気設備技術を駆使し、室内の圧力を制御することにより外部からの虫の侵入を防ぐ技術です。
製紙工場や食品工場などで取り入れられ、製品の品質向上に役立っています。

防虫対策

虫が室内へ侵入する理由

臭気や温度につられた虫は、室内に侵入しようとします。
給気・排気の風量バランスがとれていない場合や、給気を外壁ガラリからの自然給気で行っている場合は、室内が負圧となり、大量の空気が外部の出入り口や、建物の隙間から入り込みます。この空気といっしょに虫が室内へ侵入、製品への混入をひきおこします。

防虫対策の手順

虫は、風を感じると敵が襲ってきたと思い、風下へ逃げる習性があります。つねに空気の流れが、建物⇒外部となるように風量を算定し、室内の陽圧化を計り、防虫対策をおこないます。

  1. 工場内は、第1種換気(機械による給排気)とし、給気風量と排気風量のバランスをとり外気に対して陽圧にする。
  2. 外壁および室内の仕上材は、気密構造となる様すき間をなくする。
  3. 作業室内に供給する空気は、必ず清淨度に応じた性能を有するフィルターを通過させる。
  4. 屋外からの物、人の出入り口には前室を設け、前後の扉は同時開放しない。空気の流れはいつも、室内から前室へ、前室から屋外へ、となるよう風量バランスを設定する。
  5. 発生する虫にたいしては、駆除をおこなう必要があります。

導入するシステム

工場内を陽圧にすることで、外向きの気流を作り、虫の飛来・侵入を防ぎます。
では実際にはどんなシステムが導入されているのかを図でご紹介します。

防虫対策フロー図

防虫対策施工例

  • 場所:岐阜県
  • 建物:製紙工場 鉄骨造2階(既設建物)
  • 建物規模:1階床面積 1,850平方メートル/2階床面積 920平方メートル

工事概要

既設製紙工場1階、2階(一部)の防虫対策換気設備工事

1階部分

空気調和機及び送風機により外気をダクトにて室内に給気、陽圧化を計りました。余剰空気は微圧ダンパーで外部に排気。
※空気調和機は、将来蒸気による暖房が可能になるよう蒸気コイルが組み込まれています。

2階部分

送風機より、外気をダクトにて室内に給気して陽圧化を計りました。余剰空気は微圧ダンパーで外気に排気。
1、2階それぞれ外気取り入れ部分には、フィルターユニットを取り付けています。

  • 1階外気給気量:54,400立方メートル/h
  • 2階外気給気量:5,000立方メートル/h

効果

陽圧化完了後、侵入昆虫数が著しく減少しました。
施工前捕獲数4130匹が工事後324匹(減少率92.15%<お客様提供データ結果より>)に減少しました。

使用機器

  • 空気調和機:1台
  • 送風機:2台
  • 微圧ダンパー:20台
  • フィルターユニット:3台

関連情報

まずはお気軽にご相談ください。当社ならびに当社サービスの資料請求、ご質問やご相談を承ります。