第一工業株式会社

入出荷センター 宅配荷物の高速仕分けシステム

特徴

集荷後の宅配便を、限られた時間で地域別に高速仕分け。
旧仕分けマシンから処理能力が倍になり、拠点の集約に繋がった。

お客様の課題

荷物の入出荷能力を維持しつつ、拠点数の集約(2拠点→1拠点)を計画。集約された入出荷センターには、仕分け能力をアップした設備を入れる必要があった。

当社の解決提案

仕分けマシン(ソータ)の処理能力が鍵となるため、1時間あたり最大で9,000個/h処理可能な「ウェーブソータ」を納入。既存設備は2拠点とも約4,000個/hのソータを使用していたので、1拠点で入出荷能力をカバーすることに成功した。

導入後の効果

  • 2県2カ所の入出荷拠点を1ヶ所に集約。倉庫内作業の効率化に繋がった。
  • 仕分け時の排出角度が、元の90度から40度となめらかになり、荷物への衝撃を緩和。荷物が転倒する割合も下がり、全体的な荷姿が改善された。
  • コンベア上での自動読み取りが難しいバーコードは、ハンディ式バーコードリーダで処理が可能になった。作業者が行うバーコード情報の手入力が減り、作業が正確かつ簡単に行えるようになった。
  • 万が一のトラブル時も、システムが全停止する時間が大幅に減少した。一部の仕分け先が運用できなくなった場合、他の仕分け先を代用するシステムを組み込むなど、イレギュラーな自動運転も可能になった。

当社担当の声

拠点を集約したことにより、お客様の管理業務が軽減されたとのお声をいただいています。また、当社としては拠点近くの協力会社と連携を取り、万が一のオンコール対応を迅速に行えるようにいたしました。マシンの処理能力が高くなる分、ダウンタイムの影響は大きくなる可能性があるため、その点もご安心いただけています。

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