第一工業株式会社

新聞束の高速仕分けシステム

特徴

コンベア全長450m超の他社製ソータを、元旦から40時間で更新。
更新後は仕分け後の荷物状態が改善され、作業空間に余裕も生まれた。

お客様の課題

新聞束の発送仕分けシステムが更新時期に差し掛かっていた。同社設備は国内最大規模であったが、工事時間は朝夕刊とも休刊となる元旦からの40時間に限定された。この時間内で、既存設備撤去・新規設備設置・調整まで完了する必要があった。

当社の解決提案

過去の実績から、40時間での工事が可能と判断。設備仕様の決定にあたっては、効率的な運用だけではなく、荷物・資材の取り置き場やメンテナンス性の向上など細部に至るまで入念に検討。お客様のご要望を徹底的に落とし込み、現在の運用に見合ったレイアウトを構築した。短時間工事となるため、現地調査を重ね、工程を綿密に組み上げた。工事当日はベテラン作業者を中心に起用し、時間内での工事を完了した。

切替工事の様子

旧設備の撤去。切断する配線なども事前に調査済みです。

新たなコンベアラインを設置していきます。

時間通りに工事は終了。新たなシステムで稼働が開始しました。当社社員もしっかり見守っています。お客様の運用に問題ないことを確認しながら業務を見届け、無事に立ち会いが終了しました。

導入後の効果

  • 設備が稼働しない時間のみで切り替えたため、印刷が多い年始の工程に影響が出なかった。
  • コンベアラインの高さを元の2.8mから1.8mに抑え、仕分け時の衝撃が緩和され荷姿も改善。
    さらに作業空間の見通しも良くなり、圧迫感から解放された。
  • 荷物の処理能力を維持しつつ、駆動音は減少。作業員同士のコミュニケーションが円滑になった。
  • 更新前のトレイ式ソータで発生していた、結露での荷物貼りつきなどの問題が解消された。

※新聞社様以外にも、宅配センター等で切替工事の実績がございます。

当社担当の声

お客様には、検討段階や工事後のご質問・ご要望に対して、提示内容だけでなく対応が素早いことも安心に繋がったとの評価をいただけました。当社はお客様と長期プロジェクトを推進するにあたり、心理的な面も重要と考えていますので大変嬉しく思っております。旧設備よりもシンプルなレイアウトとなり、作業中の移動や日常のメンテナンスが楽になったとの声もいただいています。

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